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2008-02-09

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか プロローグ&第一章

| 04:47 | まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか プロローグ&第一章 - あたまのなか のブックマークコメント

原著はどうなのかわからないが、

俺はこの本の書き方というか、

テンションが非常に好きだ。

外国人作家(の翻訳本というのが正しい)に多いのだが、

著者が朗読するとしたら、

抑え目というか、まったり読むだろうな、

というような文体である。

日本で目にする経済本というか、

この手の本は叫んでいる感じがして、

読み手(俺だ)とのギャップにうんざりすることがある。

熱いのは君だけだ。


本自体はやたら分厚いし、

字がぎっしり書いてあるので、読書好きじゃないときついかな。

前述したとおり勢いでがーっと書かれているわけではないから、

読書というものを速度と量(冊数という意味)で

考えている人は読まないほうがよいと思う。


で、中身のほうを。

プロローグでは、

成功者を100人集めて、共通した特徴をあげれば、

リスクを恐れず、まじめに学び、働く人である」

となる。

同様に破産した人を100人集めて、共通した特徴をあげれば、

リスクを恐れず、まじめに学び、働く人である」

ということも分かる。

では何がその差を分けるかといえば、運である、

ということが長々と書かれている。


これは割りと実感できる話で、

成功者は「夢は努力すればかなう」と言うのはあたりまえで、

だってかなってしまった後なんだから、

わかってますよと。

ただ、前述したとおり、成功と失敗の要因なんて

しょせんは後付けであって、

そんなに大騒ぎするほどの差はないわけだ。

それの良い例が、

成功する10の方法、とか

所得が○倍になる方法、とかを

読む人がそのとおりにならないことだ。

読んでわかってるのだったらやればいいではないか、

その通りにやればなるんでしょ?

でもだいたいにしてみんな気づいてる。

同じことをしても同じ結果にならないって。

なんでかといえば、それは運が必要だ、

と感じているから。

やれば100%同じになるとわかってればやるでしょ。

でもそうじゃない。

現実的に考えると確立は相当低いんじゃないかな。

つまり運というのはそれだけ大きい要素をしめている。

にもかかわらず、

成功者はたまたまなんて言わない、

成功するべくしてしたんだ、

って言うのだ。


以上がプロローグの内容に俺の感想を加味したもの。

書いてて気づいたけど、

俺は感想文書くのめちゃめちゃへたくそだな。


次に1章。

二人のトレーダー物語調にして、

いかに勘違い野郎はたちが悪いかが書かれている。

以下感想


よく頭のいい人はなぜ成功しないのか、

みたいな話題があって、

たいていはリスクをとろうとしないからとか、

未知の領域にはいかないから、

みたいなもっともらしいことを書き連ねるのを見かける。

頭のいい人(普通の思考でもおちつけば)は分かる。

この理論はうそ臭い。

そもそも頭の悪い人は成功してないのかね?

ほんとにそうなのかね?

っていうかそれは現時点で成功してないってこと?

最終的なゴール(それがどこかは個人差があるだろうが)では

どうなのよ?


ほんとうにまがいものだらけだ。

一時の成功こそが全てというような、

マスコミがよくやる手法である。

大きな成功は確かにないかもしれないが、

大きな失敗もしない、

このことについて最近はほとんどの人が軽視している。

そんなばかな。

踊らされすぎである。


本の中では、

よくある地道にやるものが派手にやるひとにたいしての

逆転劇が描かれるわけだけども

そこで得られることは、

あいつの負けは確定したが、

俺はまだ勝ちも負けも確定してない、

まだなにもおわっちゃいねぇ

それだけだ。

以上、よくわからんが終わり。