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2010-08-03

母子家庭に対する行政からの支援制度とかのお話 母子家庭に対する行政からの支援制度とかのお話 - 何かを受信しました を含むブックマーク 母子家庭に対する行政からの支援制度とかのお話 - 何かを受信しました のブックマークコメント

なんか話題になってるから自分の体験を思い出して書いてみるよ。

私の場合、ひとり親に支給される児童育成手当*1を受給するために下のような手順を踏んだ。

  1. 1F戸籍課で離婚届を提出
  2. 特に向こうから案内なかったけど2Fの生活支援課で相談
  3. 書面に記入
  4. 必要な書類が足りなくて1Fの戸籍課に戻る
  5. 2Fであらためて書類提出
  6. そしたら、離婚成立後、戸籍更新されるのを待って戸籍の書類が必要と言われる
  7. さすがにまた会社休みたくないから「同じ役所内なんだから直送してもらうことはできないんですか」と確認
  8. 戸籍課と生活支援課で協議した結果、直送はできないけど、戸籍課から私に郵送した書類を、私から生活支援課に郵送という手順なら役所に行かなくてもOKという話になった
  9. 後日、書類の郵送手続きして、しばらくして支給が決定した。

役所って、離婚を受け付けるのは戸籍課で、手当とかを出すのは生活支援課なんだけど、ここが完全に分断されてるみたいなんだよね。離婚届を提出した後、特に生活支援課にいくように積極的に促されることもなかったんで、わかってない人は手続きとかできないんじゃないかなあと思った。

区役所担当者個人個人は、みんなにこやかで親切で、尋ねたらなんでも教えてくれるし、最大限にサービス提供してくれるけれども、とにかく、自分で尋ねたり調べたりしないと話がなかなか進まないんだ。これ、ワンストップにならないのかな。だって、考えてみたら、一般の人より相当のレベル検索好きで、書類関連の手続きがそこまで苦にならない私でも面倒に感じるぐらいなんだから、社会的スキルが低くて深刻に経済的困窮に追い込まれるような層には無理ゲーですよ。

あと、離婚がきっかけで生活に困窮する人はひとり親だけじゃないのよね。たとえば、熟年離婚で妻と子どもに逃げられた男性なんかも結構大変。窓口の隣の人が耳が遠いおじいさんで、大きな声で何度も今後どうしたらいいのか尋ねてて悲しくなった。奥さんがいないと生活のあれこれがまったくわからない上に、親戚も疎遠になってしまった状態で一人暮らしって本当に危なっかしいよ。

思えば、出産のときは、子どものための制度を案内するパンフレット類をまとめてお祝いとして渡されて、それを提出したら児童手当がもらえたり保健婦さんが来てくれたりした。でも、離婚のときはそういうのがない。自治体によって違うかもしれないけど。

生活保護、生活資金の短期貸付制度ひとり親家庭のための保養施設や、緊急用の育児施設、ソーシャルワーカーへの連絡先や、法的な相談窓口などなど、そういうもろもろの制度の利用案内を一式、離婚した人たちに手渡すことはできないのかなあ。いや、一言「手当とか制度がありますから、生活支援課に相談しに行ってくださいね」って戸籍課で言うだけでもあれば、ちょっと状況違うかもなあ。まあ、離婚届を出しに来る人が困窮する本人ではないケースもある*2から、離婚した双方に郵送というのがいいかもね。

*1:ちなみにひとり親家庭対象の手当は、児童育成手当と児童扶養手当がある。扶養手当のほうは相当低収入でないと受給できなくて受給資格母子家庭に限られてる。育成手当は受給資格ゆるめで、平均的な年収でも母子家庭父子家庭問わずもらえます

*2:たとえば生活手段がない母子をおいて出ていく夫のほうが離婚届を提出する場合