2010-04-30
■ 見るなのタブー

死んだ妻を冥界に連れ戻しに行き「見るな」って言われてたのに途中でうっかり見てしまったために失敗するお話は古事記とギリシャ神話にそれぞれある。
でも、その末路は対照的で、ギリシャのオルフェウスは絶望してあっさり死んじゃうんだけど、日本のイザナギの場合は「嫁腐ってるやん、キモー!うわ、なんか追っかけてきたーきっついわー」→なんとか逃げきる→大ゲンカの末訣別→「なんであんなキモいとこ行ったんやろ、なんや汚いもんいっぱいついてるし、とりあえず体洗わな」→神様いろいろ生まれる、という経緯で、嫁がいなくなったあとも自力で主要な神様を生み出してたりする。アマテラス・ツクヨミ・スサノオの三兄弟もその時に生まれてるぐらいだし。
ということは、別れた女も、美しく昔のままでいるより、腐ってキモくて逆ギレしてののしったり見苦しいほうが、男の生産性は上がるのではないかと推測。