行乞記

頭の中に鉢を持って知識を乞う
/プログラミングサイド
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2012-03-15

[]俺が見てきたアメーバピグという世界 15:24

そういえば、アメーバピグに関して、15歳未満が機能制限された件についてもりあがっているので、一時期アメーバピグアクセスしていた俺が、その文化についてメモしておく。

アメーバピグの中心的なサービスは、お金を払って課金アイテムを買って着せ替えをするという類のものである。その他に、各人でイベントというのを立ち上げることができる。イベントとは、各人の部屋で行う。ちなみに、部屋も入れる人間が決まっており、課金することで拡張することが可能である。

人気イベントに関しては、「喧嘩部屋」と呼ばれる煽り合いを行う場所、「合コン部屋」と呼ばれる、指命して告白しなければいけなかったり、よくわからないピグたちが黙り込んで席に座っているというイベント、または擬似的なキャバクラホストクラブ、また「イケカワ検定」と呼ばれる、そのピグがイケカワかどうかを判定するイベントである。イケカワはイケてる・カワイイの略だと思うがよくわからない。

イケカワ検定で流行っている服装のことは説明しずらいが、AKBジャニーズっぽいものを思い浮かべればあながち間違いではない気がする。イケカワ検定においては、「無課金差別」というものがあり、要するに無課金で作られたアバターはそれだけで「おしゃれではない」と判定されることがある。そう考えるならば、おしゃれであるという評価を得るために、あえて課金するという動機もあるだろう。とあるブックマークコメントで書いてあったが、「金をかけないとブサイクと罵られる世界」というわけだ。さらにいえば、課金しておしゃれアイテムを手に入れれば手に入れるほど、周りからちやほやされる可能性は高まる。割と自分のセンスを褒めてもらえるという経験自体は嬉しいものなので、それにハマる人はいるだろうなというのが率直な印象(自分もコーディネートとか頑張ったりした)。ただ、おしゃれと呼ばれる服装に関しては、だいたい似たり寄ったりになりがちな印象も否めない。

あともう一つとして、キャバクラホストクラブであったり、あるいは合コン部屋といった類のような、「異性と話したいけれども、異性と話すためのきっかけがないので、無理矢理にでも話しを作ってくれるきっかけが欲しい」という部分では需要があるんだなという気がする。不特定多数に対していきなり声をかけるみたいなのってなかなか難しいし、カッコいいピグを作ったらカッコよく振る舞いたいというのが本音だと思うので、そういう風になっちゃうんだろうなとは思う。あと、素朴な印象としては、日本のユースカルチャーの部分において、キャバクラホストクラブ的な部分というのは、それなりに影響はあるんだろうなという気がする。他の諸外国において、風俗とユースカルチャーの繋がりについて知らないので、よくわからない。でも、リアルでキャバクラに勤めながら、バーチャルな世界でも同じことをしている人もいる。

正直なところ、15歳未満が機能を限定されてしまったのは、アメーバピグという世界が「悪い場所」になりすぎている部分があるんだろうなという気がする。例えば、気になったピグを部屋につれこんで、いちゃいちゃついでに、ピグセックスなんていう文化もあるくらいだし、キャバクラホストクラブもそうだし、合コン系統もそう。確かにそういうのを「怒る大人がいない」から規制する必要があるという側面もあるのだが、そもそもコミュニケーションが偏っている。

ちなみに、ピグ交換というのもある。ピグ交換とは、文字通り、パスワードとIDを交換することであるが、交換を装ってピグを乗っ取るという行為が行われたり、あるいは「課金ポイントを振り込みます」という題目でパスワードとIDを乗っ取ったりする事件があったりしていた。

色々考えることはあるんだが、とりあえずの印象として記録しておく。

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