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mtx-hoge

2008-11-19

「人の人生をコンテンツなんて言っちゃだめだよ」

| 15:38 |  「人の人生をコンテンツなんて言っちゃだめだよ」 - mtx-hoge を含むブックマーク

そういうときは模範的な反省文を書いて「今後似たような境遇の人に出会っても、同じ事は繰り返さないように細心の注意を払おうと思います」とか神妙な表情で締めるとか、ありのままの体験を突き放した硬質な文体で文学的な文章にまとめる(文学的に昇華!)とか、「マクドで宿無しが近寄ってきたときの10の対処法」とかライフハック記事を書くとかして、ソーシャルブックマークで「人生」「興味深い」「考えさせられる」「これは深い」「小説」などのタグを振っていただけるような、みなさんのお役に立つコンテンツにしないとだめなんだよ。

追記

さすがにこれは謎すぎて自分でもなんのことか忘れる。

関連:

すべての「はてなブックマーカー」にパンとサーカスを。ピース。

追記2

ブコメにレス。(不粋ですいません)

まぁあの、「何だって自分の感覚に写像されている時点でコンテンツだお」と開き直ることもできますし、それはそれでいいと思うんですけど、それ以前に「人の書いたもんをクリップしたり」「人の書いたもんにコメント書き込んだり」して、コンテンツ化してる私たちが、人をコンテンツ呼ばわりしたことに怒る資格なんてないだろ、っていうことなんですけどねー。少なくともネットの上でやりとりしてる以上。

あ、資格がないというのは言い過ぎか。言うのは自由ですけど滑稽ですよね、ってことです。

phaさんとリアルで会って喋ってるときに「あいつはコンテンツとしてオモシロかったなーw」とか言われたら、また自分の受ける感じも違うだろうけど、それは別の話。

DocSeriDocSeri2008/11/20 10:05「皆無意識に他人をコンテンツにしてるじゃん」と書いとくべきかな、と思ったら既に追記されてた。
ある意味、Googleストビュー問題と同根なんじゃないかと思う部分が。実は大して変わってないんだけど、意識してなかったことが明示されてしまったことに戸惑ってるような感覚。

mutronixmutronix2008/11/20 12:38そうですねー、何だってコンテンツじゃん、と指摘しちゃったから動揺してる人がいるのかも、ってことなんでしょうか…。まぁ、面と向かって「趣味は人間観察」と言われるようなもんでいい気はしませんが…。

でも、たとえば実際会ってる人に「趣味は人間観察」「人の人生はコンテンツ」と言われたときには、「ちょっとそれどういう意味?」などと聞いたり、言ってるときの口調etcや過去のその人の振る舞いからその真意を読み取ろうとするのに、ことブログのエントリに関しては、「ある見解を書いたということが、それとは別のその人の考えがあることを否定するものではない」、ということが、無視されがちですよねー。

(というか、上の二つのエントリとブコメを読むと、コンテンツやら小説やらという言い回しは「怒ってるなー」ととらえるのが一番近いと僕は思ったりするわけですが…それはまぁ僕の勝手な誤読ですけど…)

mutronixmutronix2008/11/20 12:50話がだんだん逸れますがそのまま続けます。

自分の経験を「Xはコンテンツとして面白かった」と書いてもいいし、「Xはどうしようもない奴であった。一緒に住んでいる間、朝から私が飯をつくると、不器用に箸を使いながら味噌汁の具を丁寧に選り分ける動作を五分くらい行った後おもむろに食べるのだった。その所作が私にはとても腹立たしい一方で、自分が捨ててしまった原理をXがまだ持っているということに懐かしさのようなものを覚えた」(…これは僕の適当な創作ですが…)と書いてもいいわけですが、前者を書いてしまうと、書き手に後者のようなとらえ方をする意図がなかったことにされてしまうというか。

別に読み方は読み手の自由ですけど。

あー読み手の自由っていうと、「そうか、誤読の自由ってやつだな!」とか言う人がたぶんいますが、違います。

誤読でもなんでもいいんですけど、一回読んで、ある解釈をしたからって、それで他の読みの可能性が消去されて、そのテキストが閉じてしまうわけじゃない、ということだと思うんですね。その後も、多様な読みをする潜在的な責任はずっと読者について回るんですね。責任というか自由というか。

ある記事を読んで何かを思う自由もあるけれど、それと同時に、自分が思う文脈の中にその記事を再配置する自由もある。

最近ダラダラ書いてるはてブ話に繋げると、その自由を感じられる世界に生きてますか? そう感じられないのなら、使ってる道具がヘボいんじゃないですか? ということなんですが…。

小説のようだ、とか、人生を感じるとか、それ自体は勝手なんですけど、「はてなブックマーカー」の思い出アルバムからは、その一度感じた何かが、別の意味をとって現れるということはあるんだろうか、と思う最近(最近といってももう数年)。

このエントリにextrameganeさんやnitinoさんがブクマしてるのは、まぁそういう問題意識の匂いがするからではないのかな…と誤読してます。