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2009-12-23

どうしてこうなった どうしてこうなった - kg's frag を含むブックマーク はてなブックマーク - どうしてこうなった - kg's frag

 京都朝鮮学校での騒乱事件に端を発して、公園を校庭として使用していて批難されている件と、片山右京が富士山に登って2人亡くなった件。そのどちらもが当事者達を無視して言いたい放題なのには霹靂する。


 校庭の件で言えば、批判している人たちは「暴動の連中が酷いのは言わずもがなだが、公共の場を占拠しているのだから批判されて当然」というのが概ねの主張っぽいが。当事者がなぜ公園なんてものを校庭として使わなければならなかったかということを無視し、結果だけを見ておかしいというのは非常に簡単だ。自分たちの校庭も小さかった的な批判も、以前公務員批判でやってた貧乏自慢と同レベルでとても相手の事を見て言っているとは思えず、単に自分の言いたいこと言ってるだけじゃないかとゲンナリしてくる。


 片山右京の遭難の件も、遭難したくて行ったわけでもない。冬山の経験もみな抱負なメンバーで、以前あった北海道の遭難とはレベルが違う話。「何で助けられなかったのか」なんて、とてもじゃないけど冬山を経験した人だったら言えるはずがない。担いで動いたりしたらどちらもが倒れるような状況で、現場で行われた判断を外から批難している連中はホント腹が立って仕方がない。


 結果だけを見て判断するのは簡単。当事者達が何を望み、結果として起きたのかについて想像力が足りないと断罪するのは簡単だが。想像したいと思わせるようなインセンティブを持たせるにはどうしたらいいのだろうかと悩む部分もある。

2009-05-22

過剰防衛 過剰防衛 - kg's frag を含むブックマーク はてなブックマーク - 過剰防衛 - kg's frag

 インフルエンザの加熱報道と、どこへ行っても売り切れまくってるマスクを見てゲンナリ。ニュースで感染した人を「なぜそんな~したんだ」と叩くコメントを見て更にゲンナリしている日々。


 このニュースを見て相似していると思うのは、痴漢に間違われないように苦労している満員電車の男性、未来がどうなるかわからないといってケチっていて女性に馬鹿にされる男性、暗い夜道でビクビクしないと歩けないと苦言を呈する女性。どれもこれも過剰な部分がありながらも、それでもし被害にあったら「本人が十分な準備をしていないからだ」と自己責任に還元する雰囲気があるんだから、ホントやっかいとしか言い様が無い。


 本当に問題なのは、インフルエンザでもかかった人でもなく、その行動を止めなかった人でもなく、その結果だけを見て騒ぐ連中であることには大きな差は無いと思うのだが。とはいってもそういうことで二時被害に遭った人をサポートする場があまりにも少なすぎる現実、まあそういう問題個々に繋がって声をあげて行くしかないとは分かっていても、何とも釈然としない部分も残ってしまうのである。


 京都大学のインフルエンザに対するこの姿勢は、もっと多くの人が見てもらいたい。

 このインフルエンザに効くワクチンは当分ありません。発症してしまった人はちょっと辛いのですが、これで免疫を獲得して今後同じタイプのインフルエンザにはかかりにくくなることが期待できますし、公衆衛生的観点からは集団免疫の成立にも貢献することになります。賢く行動してやり過ごしましょう。

2009-04-22

共感の振りをした断罪 共感の振りをした断罪 - kg's frag を含むブックマーク はてなブックマーク - 共感の振りをした断罪 - kg's frag

 痴漢の話が盛り上がっているが、もし「自分の妻」がとかもし「自分の娘が」とかを書いた話を見ると疑問に思うことが多い。


 というのも、前のエントリーで父親が野球を見る際に「そこは違うだろう」とか盛り上がっているのと同じく、被害者がいかに空気を読んだ振る舞いをしているかどうか、自分だったらどう空気を読めた振る舞いができるかというのを評価しているだけで、別段当事者達に共感しているようように見えない事が多いからだろうか。


 ちょっと前に自分の子供の臓器移植のために募金を集めている人が、かなり多くの金額が集まったその募金額の用途が不明なのを非難する話があった。当事者達に共感しているのであれば、金額の過多がなぜ問題になるのか、自分にはよくわからなかったものだ。


 自分は男性で痴漢のようなものにもあったが、女性に共感できるなんて軽々しく言えるとは思っていない。また、その被害がたいしたことじゃないとも思っていない。ただ気を付けたいのは、自分が被害者であるからといって何を言っても良いと奢らないこと。その自覚自信が、もしかしたら再発防止には逆効果なのかもしれないが。。。

2009-04-15

特権、在日と女性 特権、在日と女性 - kg's frag を含むブックマーク はてなブックマーク - 特権、在日と女性 - kg's frag

 在日への特権を主張する下りを見ていると、女性専用車両と同じような何とも言えない違和感を感じる。


 これは特権といっても大方の当人達が望んだ権利ではなく、暫定的に平等感を出すためと考えてなされた事が、あたかも既得権益であるかのように見えるからだろうか。


 それがなされた経緯や、様々な人達の受け取りを知れば、そのような歪んだヘイトスピーチにはならないと思うのだが。だって、そもそもがほとんど当人達が望んでいた訳でもないのに、なぜ憎まれなければならないのか。そもそも憎む相手が間違っている事が認識されていないようにしか見えない。


 自分もフェミニズムやジェンダーへの知識が十分でないため、ヘイトスピーチと取られても仕方がないコメントをしていたことがあったように思う。出会った人によって当人のアンテナがうまい方向を向くかというのは、ホントかように運に影響されるもんだなと感じる次第だ。自分だって一つ間違えば、かのような嫌韓のヘイトスピーチの一員となっていてもおかしくなかったかもしれない。

2009-04-14

やるべきこと、やりたいこと やるべきこと、やりたいこと - kg's frag を含むブックマーク はてなブックマーク - やるべきこと、やりたいこと - kg's frag

 マガジンで連載しているテニスマンガで、コーチから「一日やりたいことだけやれ」という指導を受ける話があった。やるべきことを考えて練習し過ぎるということを諫める意味と、やりたいからやるわけではなくやるべき練習だからやるということのパラダイムを変えたいという意味合いを含めての話に見える。


 やるべきことをやるという習慣が身に付くと、やりたいことという発想が往々にしてできなりがちになる。恋愛なんかもやりたいという発想が身に付かないと、そもそも「人を好きになる」ということ自体を自覚することが難しくなるように思う。他人に対する興味も希薄になりがちになり、レールの上を走る先にある恋愛~結婚であれば普通に進めた人がどんどんあぶれるようになっていったことが、非モテの自虐を生み出した一因であるように最近思っている。


 自分を卑下することからしか始まらない日本のコミュニケーション、結婚している男になりたいと思うのも嫁の苦労話をしたいからという歪んだ欲求の部分もあるような気がしている。独身では自分を卑下できないから、非モテなんて用語を生み出して「儲かっていない自分を演じるしかない」のかも。


 テレビで野球を見ている親が監督の采配に関して、「そこは~を出す所じゃないだろ」とか文句を言っているのも、ルールという規範のあるスポーツで空気を読んだようなプレイをする様子を見て気持ちを高揚させるという行為なのかもしれないと思ったりした。スポーツを男が特に好むのも、規範を守ることに汲々している日常の中のカタルシスを満たすということが一つの要因でもあるのかもしれない。

2009-02-20

女の敵は女になる訳 女の敵は女になる訳 - kg's frag を含むブックマーク はてなブックマーク - 女の敵は女になる訳 - kg's frag

 セクハラ関係はお腹いっぱい感がありますが、一通り追っかけていて最後追い打ちをかけるように「ここはこうした方が良かったのでは」的エントリーが続くのを見て更に「うーん」と唸ってしまう感。


 「女の敵は女」という言葉があるが、あれの理由が少し理解できたようにも思う。ジェンダー規範?によって男は「黙って耐えるべき」的な思い込みがあるが、女だって好きで攻撃して加害者の側に立ちたい訳じゃない人も多いだろう。


 故に怒りの矛先がどうしても同性に向いてしまう、結果的に「女同士での争い」が殊更目に付いてしまうのでは。そんなことを考えてしまった今回の一連の流れだったりする。


 まあこんな一般論でお茶を濁すくらいしか自分の未熟な性感性の中ではできないというのも偽らざる感想であり、これも一つの「耐えるべき」規範に囚われているが故とも言えなくもないのだろうか。

2008-12-05

付け焼刃 付け焼刃 - kg's frag を含むブックマーク はてなブックマーク - 付け焼刃 - kg's frag

 ライフハック記事が何となく座りの悪い記事に見えてしまうというのは、自分も「こうすれば彼女ができる」という記事を読んだ時のように何とも付け焼刃的イメージを持ってしまうから理解できるところだ。


 自分がライフハック記事を見ても、まず考えるのは自分に合っているか、自分が継続するのに合っているかを重用視している。ところが、ほとんどのライフハック記事は「こうしたらこういう効果がある」ということを強調していることが多い。


 自分も手帳とかいろいろと毎年変えているのだが、結局は自分がどういう目的でどういう行動をするかがうまくフィットした時しか「こういう効果がある」というのがぴったり行くことが無いというのが実感である。


 鵜呑みにするなと言ったって、こういうのにすがるような状況になってしまえばとりあえず信じてやってみるというのは自分も痛いほど共感する。しかし、それをやってみて成功したことが無いからネガティブループが増長して何も信じられなくなってしまうというのは、何とももったいない気もしている。とはいってもこればかりは当人にも周りの人にもどうしようも無い部分もあるのだが。


 ありきたりな結論ではあるのだが、結果を求めてやってみてもあまりうまくいくことは無いような。「彼女が欲しい」という結果を求めて行動してもうまくいかないのと同様に、ライフハックもちょっとでも自分なりのアレンジが思いつくようなものは、案外うまくいくことが多いような気がしている。