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2009-01-18

[]そろそろPerfume削除について一言言っておくか 04:37 そろそろPerfume削除について一言言っておくか - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - そろそろPerfume削除について一言言っておくか - いつか作ります そろそろPerfume削除について一言言っておくか - いつか作ります のブックマークコメント

削除されたのはPerfumeの音源であって、Perfumeの楽曲ではない。

この問題を「Perfume楽曲が削除!」とか言って騒いでいる、というのが、今のユーザーの著作権に関する知識/意識レベルの低さを示している。

くじら12号

で、こういう話の先例として。

動画説明文にもあるが、この動画は元々40万再生まで伸びた作品。それが権利者削除を食らっての復活*1…なのだが、削除されないような仕組みをきっちり整えている。オケを全部自分で打ち込んで用意しているのだ。

権利者が存在する楽曲であっても、CD音源を直接使わずに、自分で演奏するなり打ち込むなり歌うなりした音源を使えば問題ないのである。

「原盤権」

に寄せられたという津田氏のコメントに繰り返し登場する「原版権」という単語がキーワード。

これは、「音源」(つまりCDとか)に付随する権利であり、曲の権利(要するに、楽譜を書いた人の権利)ではない。

ニコニコ動画を「Perfume」で検索すると分かるが、コンサート音源などは消されていない。音制連に「原盤権」がないからだ。上記の打ち込みの例だと、曲自体の著作権は作曲者が持っているが、「原盤権」はうp主が保有している。

JASRAC包括契約

じゃあ打ち込んだ曲をこのうp主は自分のサイトで公開していいのかというと、そうでもない。

作曲者の持つ曲自体の著作権がある。これはJASRACが代理人として運用している。だから、自分のサイトで「くじら12号打ち込みました><」とかやってると、JASRACの方から金を払え、という脅しがやってくる。ちなみにこれはVOCALOIDに歌わせた場合も例外ではなく、JASRAC管理楽曲のVSQファイルをその辺のサイトで配布していると、JASRACによって追い込みをかけられる可能性がある*2

だが、ニコニコ上ならば話は別。ニコニコの運営が既にJASRACと話をつけているので、ニコニコ上で公開する分にはJASRACは何も言ってこない(mp3/wavは?ニコニ・コモンズのサイト上で公開すればセーフだ)。ニコニコだけではなく、YouTubeなども同じ契約をしているのでセーフ。

バトルはやめよう

というわけで。

CDの音源さえ使わなければ、プロのミュージシャンとユーザーが仲良くやっていく事はじゅうぶん可能だ。

いい加減、権利団体v.s.ユーザー、という構図を打ち出すのはやめよう。

両者がニコニコするための枠組みは、既に運営によって用意されている。足りないのはユーザーの知識と意識だ。

*1:復活しているのを見つけたときはちょっと涙出た

*2:midiファイル配布サイトがこの方式でJASRACに撲滅されたのがだいたい2000年ごろの話

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