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2008-10-09

[]何故村人は魔王を倒しに行かないのか 10:31 何故村人は魔王を倒しに行かないのか - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - 何故村人は魔王を倒しに行かないのか - いつか作ります 何故村人は魔王を倒しに行かないのか - いつか作ります のブックマークコメント

城の兵士などは、実は良い勝負できる程度には強い。彼らが戦わないのは、要するに守るべき国があるから。

勇者を出したりすると、必然的に魔王の目の敵にされ、街が滅亡の憂き目に会う。DQ4は「勇者がいるらしい」という推測だけで村が滅ぶところから始まる。ムーンブルクもロト御三家だから滅ぼされたのだろう。サントハイムだって、アリーナやクリフトが自重していればキングレオに攻め落とされる事も無かった筈だ。

城の兵士の定番台詞「我々には城を守る義務がある」とはそういう意味だ。攻めれば大魔導くらいは倒せるが、その間に国は滅んでいる。それはできない、という意味だ。国に忠誠を誓い、守るべき君主と家族を国に残した彼らには、魔王を討伐する事はできない。それどころか、誘拐された子どもを助けることすらできないのかもしれない。数を頼みに逆襲に来られたら、勝てたとしても市民に少なからぬ被害が出るからだ。なんと歯がゆい事か。

RPGの兵士は、やけに勇者に反抗的なものが多いが(エジンベアなど)、あの反抗心もこの辺の「社会的責任を負った自分には出来ない事をやっている若者への羨望と嫉妬」に由来するのではないかと考えられる。

ラダトームは地理的に魔王城に近く、また姫を強奪されるという実力行使に出られ、このままでは後が無いと踏んで打って出たのだろう。

アリアハンは二代に渡り勇者を輩出したことで世界中で広く知られているが、あれは「地理的に攻めにくい」というメリットを活かしたのだろう。「いざないの洞窟」は壁で封じられていたが、あの壁は恐らくアリアハン側が魔物の侵入を防ぐため築いたものだ。実際「魔法の玉」はアリアハン側で製造されているわけだし。恐らくナジミの塔は、壁を一時的に壊すリスクを負ってまで送り出す価値がある若者かを判定する、国の用意したクエストの場だろう。

そういう目で見ると、旅立ちの日の光景も違って見えてくる。勇者を無責任に送り出す?そんなわけがない。彼らは、勇者が旅立つことで自分たちが巨大な脅威に晒される事を承知で、それでもなお世界平和を夢見て有望な若者に自分たちの未来を託すのである。

おまけ:DQ4

DQ4の面子の負ったリスクをちょっと考えよう。

ライアンの祖国バトランドは戦士の国なのでそうそう滅ぼされないだろうし、何より戦士の国という気質上、そのリスクを厭う事はなさそうだ。後先考えなかったおてんば姫アリーナの出身国は滅んだ。トルネコは巧妙にも2つの軍事大国に同時に取り入ったので、恐らく安泰だろう。モンバーバラの姉妹は天涯孤独の流れ者なので失うものは無い。勇者は旅立ちの日に全てを失っている。

おお、なんだ、リスク皆無じゃないかこいつら。ライアンとトルネコをなるべく使わないようにしておけば磐石だ。

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