いつか作ります RSSフィード

2008-07-13

公衆無線LANサービスとは何なのか 13:03 公衆無線LANサービスとは何なのか - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - 公衆無線LANサービスとは何なのか - いつか作ります 公衆無線LANサービスとは何なのか - いつか作ります のブックマークコメント

  • 公衆無線LANサービスにはふたつのビジネスモデルがある。提供店舗および事業者は意図を明確にすべき。

Yahoo!の公衆無線LANサービスを提供しているマクドナルドで、飲食をせず無線LANしてたら叩き出されたというお話。果てしなく昔のエントリだが、ブックマーカー(笑)の頭があまりに悪いので一言書く。

マックの座席使用とコンビニのトイレ使用

店舗の席を使っていい人はどんな人かというと、一言で言えば「客」だ。飯を食う人は飯をそこで買ってるわけで、店舗の利益になっている。だから付随するサービスとして座席の利用が許容される。飲食店での食品の購入は、暗黙のうちに「座席を占有する権利」も購入している、と言ってもいい。

コンビニでトイレを使う時には物を買わないといけない、と考えられているのも背景は同じ。「トイレの利用は、座席の占有と同じで客を対象に解放されているサービスである」と考えるから、「商品を購入しないと使ってはいけない」と考える。

無線LANはサービスか、「サービス」か

無線LANの話に戻る。

要するに飲食をせずに座席に座って無線LANを使って良いかは、無線LAN使用者がその店舗にとって「客」であるかどうか次第である。身も蓋も無い言い方をすると、無線LAN利用者がいる事によってその店舗が利益を上げられるようなビジネスモデルならば、その利用者は店舗にとって「客」であり、座席の利用が認められる。

つまり、ハンバーガー代に暗に含まれている「場所の使用料」分の代金を、公衆無線LANサービスが月額料金に上乗せし、Yahoo!からファストフード店側に渡すような契約形態ならば問題ない。

つまり、無線LANを使う人が、ハンバーガーを食う人と同じく、店舗の利益となる「客」である必要があるわけだ。無線LANの提供が無償のサービスではなく、対価を(Yahoo!経由で)取って提供しているサービスであれば問題ない。

(たぶん)実際の契約形態

で、恐らく実際はこういう事にはなっていないだろう。この形式は、フランチャイズ方式経営には不向きだからだ。

多くの店舗は、無線LANを飲食者を増やすための手段としてみているし、そういう前提で契約をしているだろう(力関係にもよるが、このようなモデルならばマック側が金を払って公衆無線LANを誘致する可能性もある)。お冷とかと同じで、LANはあくまで飲食をする「客」に提供される無償のサービスだ。だから、コーヒーの一杯も飲まないアホは客として認められず、店から叩き出される。

つまり、

飲食をせずに無線LANのみ利用して席を占有する事が許容されるか否かは、絶対にどっちが正しいと言うことは無く、店舗側がどういうつもりで無線アクセスポイントを開放しているかによる。だから、この場合は、その立場を明確にしていない店舗とYahoo!の側に非がある。

元エントリの筆者が「非常識」かどうかは知らないし興味も無いが、その主張は「非論理的」ではなく、筋の通ったものだ。

新着エントリは上に追加。コメントは「はてなユーザのみ」、公開設定はパブリック (だれでも閲覧ができます)。