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2007-10-29

[]アニメをMAD職人に売る 17:54 アニメをMAD職人に売る - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - アニメをMAD職人に売る - いつか作ります アニメをMAD職人に売る - いつか作ります のブックマークコメント

ニコニコでアニメ会社が儲けを得るためのアイデア。

アニメの映像でMADを作成する権利を、MAD職人に売るというのはどうだろう。

権利を正統に購入した職人がMADを作った場合、その権利は職人に帰属する、つまり利益を得た場合、その利益はMAD職人が得る事ができる、とする。未許諾のMADや、許諾済MADからの二次利用(三次利用か?)は従来どおり取り締まる。

初音ミクが素人に15,000円で売れ、ニコニコ市場の上位にマイクが入るんだから、それなりに市場はあるはずだ。

安価だけどアニメ会社が利益を鞘抜きするという縛りが入る、みたいなオプションがあってもいい(回収の仕組みさえあれば、こっちの方がビジネスとしては有望かもしれない)。売るのは回ごとに切り売りでもいいし、長さ売りでもいいし、クール単位でもいいし、キャラごとでもいいし、まあなんでもいい。ついでに高画質のソースもセットで売るといいかもしれない。

本編そのまま、みたいなのを売り出すアホが出そうだ。どうすっかねぇ。利益を得る事は禁止するってのもアリか。職人の利益が、自己満足とか知名度うpとかだけになってしまうが、まあそれでも一定の需要はあるだろう。

あと、取締りが果てしなく面倒になるのが難点。作品公開は登録制にして、決められたサイト以外では公開できないような契約上の縛りを入れて一括管理すると多少ラクか。

[]ニコニコ非脅威論:アニメ視聴者に見るストックとフロー 16:43 ニコニコ非脅威論:アニメ視聴者に見るストックとフロー - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - ニコニコ非脅威論:アニメ視聴者に見るストックとフロー - いつか作ります ニコニコ非脅威論:アニメ視聴者に見るストックとフロー - いつか作ります のブックマークコメント

ニコニコでアニメを見て満足する層は、TVを見るだけで満足する層と同じであり、そもそもDVDを購入する層ではない。従って、ニコニコはDVDの売り上げを圧迫しない。むしろTV視聴者が増えるのと同様、正の効果をもたらすはずだ。

ああ、ちなみに、法的にどうこう言う話や是非はとりあえず置いておく。

ストック型とフロー型

前提として、ニコ動に上がってる著作権侵害なアニメ(以下、めんどいので著作権を侵害してるのはデフォルトとして「アニメ」とだけ表記する)は、現状その大半が権利者により削除申請され、アップロード後長くて数時間で消える。だから、ニコニコでアニメを見られるのは、放映後ほんのわずかな期間限定。

それ以降は散発的に上がっては消えていくだけなので、レンタルビデオや、あるいはビデオを所有するような感覚では使えない。TVでの再放送に近い。

つまり、ユーザ目線で見た場合、ニコニコはTVの代替として機能している。セルDVDの代替としては機能していない。ニコニコに上がっているアニメは、ずっとそこにあって見られるといういわばストック的なものではなく、一時だけ見られるがその後は見られないフロー的なものである。

だから、そもそも「ニコニコがあるからDVDが売れない」というのは、「TVで流しちゃうからDVDが売れない」というのと同じであり、論理として疑わしい。

ニコニコを保存する人は?

いや、ニコニコは保存すりゃいつでも見られるようになる、という話もある。あるが、そんな事をやってる人って本当にいるの?

ニコニコの動画をローカルに保存するには、ブラウザのキャッシュからファイルを拾ってくるか、さもなくば専用のツールの補助でそれを行なう必要があるわけで、WinnyやShareを回すのに匹敵するほど手間がかかる。そもそも、目的の動画を探すためにはニコニコに張り付いて検索して消される前に閲覧しないといけないわけで、半端じゃない手間がかかる上に、ニコニコ上にはたいてい最新話しか上がってない(古いのは削除済)ので他のは保存できない。

保存しておきたいなら、どう考えても、WinnyやShareに「タイトルに『涼宮ハルヒの憂鬱』が含まれる100MB以上のAVIファイル」とでも条件指定して放置した方が楽だ。画質もいい。手元にファイルとして残しておきたいというユーザは大抵こっちの方法を取っているだろう。

ストリーミングとダウンロードの差

この点を考えると、「Winnyで落として見る」というスタイルから「ニコニコで見る」というスタイルに変わった事は、結果として権利者にとって好ましい状態になったとも言える。

  • とりあえず、「1回見られればいいや」なフロー型の視聴者を考えよう
    • Winnyでダウンロードして見る、というスタイルだと、ローカルに保存してから見るわけで、たとえそのユーザが「1回見られればそれでいいや」と考えていたとしても、削除しない限りはローカルにファイルが残る。だから、ふともう一度見たい、となった時に、そのファイルを再生できてしまう。
    • ニコニコでストリーミングで視聴する、というスタイルだと、後から見たいと思っても手元にファイルがない。削除されていればニコニコ上にも無い。ユーザはDVDを買うか、Winnyに頼るかの選択を迫られることになる。

デフォルトで手元にファイルが残るダウンロードと、デフォルトでは手元に残らないストリーミングの違いと言える(前述したようにストリーミングでも残そうと思えば残せるが)。

ちなみに、最初から全部を保存して手元に残しておこうとするストック型のユーザは、最初からWinnyを使うので関係ない。ニコニコを見るとしても、ニコニコで見つつWinnyでも同時に落としてる、みたいな感じだろう。TVでリアルタイムに見つつ録画もする、みたいなのと同じ消費形態。

追記

「削除にかかる手間・コストを著作権者が負担しなければならない」という問題点は意図的にスルーした。この文章の論旨が成り立つためには、ニコニコが「フロー型」である必要があり、つまり動画が頻繁に削除されるっていう前提があるわけで、それは著作権者が相応の負担をしなければならないって事を意味する。

この辺りは社会情勢の変化に伴う致し方ない変化なのか、それともシステム側で対応できる事なのか、そもそもどうあるべきものなのか、ちょっと考えがまとまっていない。

ていうか、セルDVDで経営を支えるというシステムは直感的に物凄く不安定そうなのだけれど、今まで良くやって来れたものだ。

mobile_nekomobile_neko2007/10/30 02:13私も録画失敗したときなどにニコニコを使っているフロー型ユーザーですが同感です。
ただ、ストック型ユーザー向けの特典映像などがアップされている現状については、購買意欲を下げることに繋がるかと思うので、権利者さんが危惧するのも分かる気もしてます。

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