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2007-08-11

狼と香辛料 23:43 狼と香辛料 - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - 狼と香辛料 - いつか作ります 狼と香辛料 - いつか作ります のブックマークコメント

最近イケてない『キノの旅』に代わり、俺的歴代No.1ライトノベルの座を獲得しつつある『狼と香辛料』がアニメ化されるとか。アニメには合わないだろ(ありがちなヲタの否定的見解)。

らき☆すた 13:08 らき☆すた - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - らき☆すた - いつか作ります らき☆すた - いつか作ります のブックマークコメント

『らき☆すた』は面白くない。面白いのはあくまで『らき☆すた』の登場人物だ。

『らき☆すた』本編は独立した物語ではなく、あくまで「『らき☆すた』の登場人物」を出現させるための道具でしかない。だから、物語としてみたときに『らき☆すた』がカスであるというのは否定できない。


最初に何らかの作品があって、その物語からキャラが独立して評価される、というのは『ToHeart』あたり以降の美少女ゲームにはよく見られる傾向。物語中でキャラがよく立っていると、その物語外でのキャラの振る舞いも想像する事ができ、つまり物語からキャラが独立して動く事ができるようになる。

で、この場合、物語ってのは、言ってみればキャラがユーザの頭の中で独り立ちするまでの助走期間と言うか滑走路に過ぎない、という見方も出来る。だから、記号化しやすい要素の集まりのキャラは、物語の助力抜きでいきなり飛び立てる。STOLやVTOLみたいなもんだ。あるいは、受け手の側が良く訓練されているヲタクならば、最小限の物語だけでキャラ像を適当に補完するので、やっぱりキャラはすぐ飛び立てる。こっちはカタパルトのようなものか。

キャラだけポンと置いといて、あとは適当に楽しんでね、というスタイルは『シスタープリンセス』『The idol m@ster』などの例があるわけだが、よりによってアニメでこれをやってしまった、というのが『らき☆すた』の異端なところ。

多分、アズマヒロキの言うデータベース的なんちゃらって奴に該当するんだろう。よく訓練されたヲタクは、物語が無い作品でも楽しめる。本編でこなたがみゆきを「歩く萌え要素」と評していたが、『らき☆すた』の登場人物は全員萌え要素の塊であって、それ以上でも以下でも無い。

分かりやすいかがみん、斜め上をいく『らき☆すた』

というわけで、『らき☆すた』の登場人物のキャラ造形というのは実はヲタクの内部でほぼ完成されているわけだが、となると致命的な問題が発生する。つまり、登場人物の言動がことごとく読めてしまう。ツンデレ要素の塊に過ぎないかがみんは、平均的ツンデレ以上の動きも出来ないし、それ以下の動きも出来ない。

『水戸黄門』のように、予定調和にしか向かわない、100%先が読める作品もそれはそれで面白いのだが、一切新奇性が無いとさすがに飽きが来る。受け手は老人じゃなくて若者なんだからなおさらだ。行動パターンが100%読める登場人物しかいない世界で、先の読めない物語を作るにはどうしたらいいか。

いきなりハルヒのコスプレをさせればいい。「ああ、まあこなたならコスプレ位するだろうな」というのは予想の範囲内だが、『らき☆すた』というアニメ内で別のアニメのネタを持ってくるという事は想像の斜め上を行く。登場人物が予定調和的な動きしか出来ないので、スタッフが代わりに想像の斜め上を行くのである。

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