いつか作ります RSSフィード

2006-09-19

自由意志と脳のゆらぎ 16:30 自由意志と脳のゆらぎ - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - 自由意志と脳のゆらぎ - いつか作ります 自由意志と脳のゆらぎ - いつか作ります のブックマークコメント

「で、みちアキはどうするの?」 - あなたが“自由意思”と呼んでいるソレの正体はなにか?

http://d.hatena.ne.jp/michiaki/20060918#1158590710

「原因が結果に結びつかないような回路」が脳内に存在することを想定しなくてはいけなくなります(まぁ、量子力学的ななにか、ですか?)

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?

この本によると、人間が何かをする、とこころの中で「決める」数秒前に、既に脳の中ではその決定は下されているらしい。行動に先行して、どころか、意思に先行して脳は決定を下している。

で、その決定の源泉を辿っていくと、まさに「量子力学的ななにか」に行き着くそうだ。ニューロンの微妙な電位レベルのゆらぎだったかな。再読しないとわかんないけど。つまり、そのゆらぎに人の意思は支配されている、と。

これが買い物をするとかいう高次なレベルなら、脳が過去の経験から最適化してうんちゃらとか言えるんだろうが、ボタンをいつ押すか決める、みたいな、価値観や社会経験の入りようの無いクソ低レベルな行動でこの現象が確認された。

同書では、ふっとその気になるのはゆらぎに支配された現象だが、それを実行するか否かは人間の判断に委ねられている、人間の意思には行動の自由は無いが「行動しない自由」はある、みたいな感じで締めくくっていた。

追記

確認したので追記。同書11章から。実験の論文は

  • Brain stimulation in the study of neuronal functions for conscious sensory experiences.
  • Unconscious cerebral initiative and the role of conscious will in voluntary action
  • Do We Have Free Will?

の3点。全て著者はLibet B.。最後のひとつが思いっきり「われわれに自由意志はあるのか?」だな。

ボタンを押そうと思うよりも前、長い場合は1秒も前に、脳の運動前野が活動していたらしい。

つまり、最初に脳の活動が生まれ、次に「押そう」という意思が生まれ、そして指令が出されて手が動く

ゆらぎに関しては、人の脳での研究ではなかった。

2005年9月にサイエンスに載った別の論文('Optical Imaging of Neuronal Populations During Decision-Making')で、ヒルの行動選択が、神経細胞No.208の細胞膜の電気のたまり具合でなされていたそうだ。

<自由意志><選択>をとことん突き詰めていくと、要は「ゆらぎが決めていた」にすぎなかったのです。刺激がきたときに、たまたま神経細胞がどんな状態だったかによって行動が決まってくるわけです。

2006.2のNature Neuroscience掲載の論文(Brain activity before an event predicts later recollection)では、記憶テストを行なう際、問題を提示する直前の回答者の脳波を調べると、正答できるかが分かったらしい。

極端な言い方をすれば、脳波を見ている脳科学者は、その人が正解するか間違えるかを、本人に問題を出す前にわかってしまっているわけです。「君は答えられない」と。

nobodynobody2006/09/19 21:29[脳を鍛える大人のトレーニングジム] エサレンみたいなものかなあとか思いました。

fukkenfukken2006/09/19 22:13エサレン、始めて聞きました。
アルファ波をその場で出す事よりも、自由に出せる能力の取得に重点を置いて考えています。フィットネスクラブで目的にされているのが、速く走る事ではなく、速く走る能力を身につける事なのと同じで。
あと、可能な限り科学ベースで客観的に行きたい所です。科学的でないもの、定量評価できないものは極力排除の方針で。胡散臭くなるし。科学技術の進歩で精神修養が科学的にできるようになった、というのがひとつのキー

新着エントリは上に追加。コメントは「はてなユーザのみ」、公開設定はパブリック (だれでも閲覧ができます)。