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2006-06-09

アフォーダンス 01:39 アフォーダンス - いつか作ります を含むブックマーク はてなブックマーク - アフォーダンス - いつか作ります アフォーダンス - いつか作ります のブックマークコメント

アフォーダンスに関するwikipediaの記事は驚異的に分かりづらい。賞賛に値する。正確性と分かりやすさならば、分かりやすさを取るのがwikipediaだとばかり思っていた。

  • ドアの例が有名。取っ手の形状によって、引くドア、押すドア、スライドさせる引き戸、などは無意識に判断できる。引くドアの取っ手は、何となく「引けそうな」デザインになっている
    • こうした「形状や色彩、状況によって用途に関する情報が伝達される」という概念がデザインにおけるアフォーダンス
    • そもそも、取っ手の有無というのがそこが動かせる場所である事を示し、動かす事をアフォードしている
  • 平均的成年男性は、柵の代わりにロープか何かで道が塞がれていた時、高さが50cmくらいならは踏み越え、1mくらいなら下をくぐる。この判断は通常完全に無意識で行なわれる
    • 低い障害物は超える事をアフォードし、高い障害物はくぐる事をアフォードしている
    • こうした状況に関する人間の感じ方というのは、人間工学の本を読むとたくさん書いてある。例えば、どの位の高さの立方体を見ると「座るものだ」と認識するのか、とか。理科年表みたいにデータがいっぱい書いてある
  • 同じ物体でも、屋外に置いてあれば車止めだと認識されたり、屋内だったら椅子だと認識されたりする。アフォーダンスは対象だけでなく、状況(文脈)にも依存する
  • webページの"ボタン"は「押す」事をアフォードしている。比喩はアフォーダンスにとって大事な概念
    • 出っ張っているものは押すものだ、という形状由来のアフォーダンスも存在する
  • 丸い開口部を持つごみ箱は、丸いもの、つまり空き缶やPETボトルを捨てる事をアフォードしている

初めて見るのに使い方が何となく分かる、あるいは自分が使い方を理解しているという事を意識すらせずに使えるものは、アフォーダンス的に優れたデザインになっている事が多い。

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