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2007-07-30
■ テロって?

「テロは許せません彼らに妥協してはいけませんテロには屈しない!」というのはいいんだが、テロって何?というか、テロとレジスタンスの違いってなんだろう?
例えば、北朝鮮で人民による体制に対してのテロ行為が行われた時、それはテロなんだろうかレジスタンスなんだろうか?その認定は誰がするの?
映画とかの創作作品ではわりとわかりやすく「テロリスト」「レジスタンス」が描かれているけど、例えばさ「独裁体制に対抗するために組織されたレジスタンス」なんてあるけど、それって体制からみたらテロリストじゃん。
誰かが判断してくれるのかね。こいつらはテロリストで彼らはレジスタンスだと。で、その判断基準は?
※2007/08/13追記
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://fragments.g.hatena.ne.jp/chanbara/20070730/1185807003
http://fragments.g.hatena.ne.jp/Tez/20070803/p1
http://d.hatena.ne.jp/REV/20070803/p2
ありがとうございます。勉強になります。元エントリでは書かなかったことですが、テロとレジスタンスの区別が恣意的になること自体はあまり何とも思ってなかったりします。まあそういうものだろうし。
ただ、他人が恣意的に決めた認定をホイホイ採用しているのを見ていると、後で困っても知らないぞという気分にはなりますね。まあ自分がテロられる事態にでもならない限りは、言い訳逆ギレ開き直りで乗り切れる(話題として忘れ去られる)みたいなので、いいのではないでしょうか。死ねばいいのに。
2007-07-29
■ 赤木智弘さんの主張についてとりとめもなく2

まただらだらと私の理解を書いてみる。私は赤木さんではないので、ここで書いたことを赤木さんの意見だとは思わないように。記憶だけで書いていて何も参照していないので。
赤木さんは「中間層(企業の正社員層)のカネをぶんどって下層(生活すらままならないフリーターなどの層)に渡せ」と主張している。で、その主張に対しては「富裕層による分断統治に手を貸すだけだ」「正社員だってどんどん給料減らされているのにとんでもない」という反論がある。
で、赤木さんは以前から「フリーターには時間がない(フリーター自身や親の高齢化)」「カネがないととにかく生きていくことができない。悠長なことは言ってられない早くしないと本当に(比喩でなく)死んでしまう」という内容のことを言っている。
何故「富裕層のカネをぶんどって下層に渡す」ではないのか。多分「中間層のカネをぶんどる」方が実現可能性として相対的に高いからではないか。もちろんそのカネが下層に行き渡る保証はない(まあ富裕層をますます肥え太らせるだけの結果になると思うし事実そうなりかけている)。しかしそうなっても「中間層が下層に落ちて」自分と同じ境遇の人が数的に多くなれば、心理的な安心感もあるし、自分たちが「自己責任」「怠け者」「社会のゴミ」呼ばわりされることもなくなるからだ。それに「大多数の下層」向けに社会の仕組みが再構築される可能性もなくはない(個人的にはあまり期待できないけど)。
もちろん赤木さんと同じ境遇の人ばかりではないし、人は自分の利益を追求したがるので、それは人それぞれ色々主張すればいい。
ただ、この辺の問題を考えるうえでは
- 人はカネがないと生きていけない
- 生存すら困難なほど、賃金が低い人が多くなっている
- 生存が困難な貧困状態になると、生活が荒む
- 中間層はいつだって貧困層に落ちうる。そしていかなる場合もその転落は「自己責任」とされる。自分に責任がなくても
- 金持ちはますます金持ちに、そうでない奴はますます貧乏に、という社会になろうとしている。社会制度がそういう風に固められつつあり、個人の努力云々ではどうにもならない部分が多い
- 人の快適な暮らしは下層の低賃金労働に依存している部分が大きい
あたりのことは理解していないとダメだと思う。
2007-07-16
■ [済]おまえ一人のせいでみんなが迷惑するんだ!

学校で受けた「教育」とはタイトルで挙げたような発想が根本にある。クラスで、あるいは学校で誰か一人が悪いことをすると、それが原因で締め付けが厳しくなる。で、その理由は一人がバカをするとクラス(あるいは学校全体)に迷惑がかかるんだ!と説明(説明?)される。
さて、現在学校の教員には、一見バカじゃねえの?と思うような制限がかかっている。バカじゃねえの?というのは、昔学校にいて教育を受けた俺という人間の基準からみたとき、という条件が付くのだが。
学校で教員として働く人たちの中には、それがご不満な人もいるようだ。そして、ドラマ「女王の教室」やら威勢のいいことを言うだけのバラエティー番組を観て拍手喝采を送る人もいる。
でもさあ、教員に対してバカな制限がかかったのは、バカことをする教員がいたからなんだよねえ。そして、教員がいつも言っている「誰か一人が悪いことをすると、それが原因で締め付けが厳しくなる」ってのが教員に対して適用された、っていうだけのことなんだよ。少なくとも学校社会ってのはそういうロジックで動いているのに、そういうことは子供の頃から身に染みて判っている筈なのに、どうしてその結果を素直に受け入れられないんだろうねえ。不思議で仕方がないや。
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えーと、アメリカがきちんと認定してくれるので大丈夫です。ウサーマ・ビン=ラーディンはテロリスト。ルイス・ポサダ・カリレスはレジスタンスだそうです、ハイ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-11/2007051107_02_0.html
ちょっと調べてみましたが、こんなところでしょうか。自分の責任においてテロレジスタンス認定している分にはいいのですが、余所の基準をそのまま自分の認定に採用するというのはなんだかな、といった感じですねえ。