だんぺんぶこみっく

2007-03-2020070320

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 江戸時代の小説家・俳人の井原西鶴の有名なエピソードとして,42歳だかのときに1日で2万以上の句をつくって「二万翁」と呼ばれた,というのがあるのだが,これってウソ臭くないか。

西山宗因に師事して談林派の俳諧を学んだ。奔放で機知に富んだ句を詠む談林派でも、自由奔放な作品を作り「オランダ西鶴」と呼ばれた。また当時流行した、連続で多くの句を作る「矢数俳諧(大矢数)」の分野でも活躍し、一昼夜に2万3500句を詠む多数吟の最高記録を打ち立てた。句自体の記録は残っていない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E5%8E%9F%E8%A5%BF%E9%B6%B4

 仮に1昼夜=1日と考えると,1日=24時間=86400秒

 86400秒/23500句=3.6765957446808510638297872340426=約3.7秒/句

 つまり,1句詠むのにおよそ3.7秒以内で詠まなければならないのだが,3.7秒って計ってみればわかるけどあっというまですよ。こんな早く句が作れるわけがない。

 (「あああああ あああああああ あああああ」とかいうのも俳句とする,というルールがあれば可能かもしれないが)

 仮に可能だったとしても,それをどうやって記録しておいたんだ。当時は鉛筆もメモ用紙もないから筆かなんかで書くしかなかっただろうが,それで2万句も書けるか! 上記引用の「句自体の記録は残っていない。」っていうことからも,このエピソードはどうも怪しい。

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