2006-03-20
■ [comicseed]『COMIC SEED!』が4月28日に双葉社から復刊するらしい

http://www.futabasha.co.jp/?page=seed_news
株式会社双葉社(本社:東京都新宿区、代表:諸角裕)では2006年4月28日より新月刊コミックマガジン『COMIC SEED!(コミックシード)』(編集長:野中郷壱)を創刊(毎月月末配信)し、WEB上で無料配信致します。
『COMIC SEED!』は、2002年9月に株式会社ぺんぎん書房によって創刊されましたが、同社の会社清算によって休刊となっていました。そこで、今回弊社において誌名を継承し、新しいWEB媒体誌での広告モデルを作り新創刊いたします。(中略)
WEBサイト上(http://www.comicseed.jp)にて3月27日にプレオープンし、4月28日から本格オープン、創刊となります。『旧COMIC SEED!』の作品、および同誌をおもな発表の場としていた漫画家の大半を引き継ぐとともに、新しい作品を続々発表していきます。創刊時のラインナップは10作品、合計250ページを予定しております。また、プレオープン号、創刊号にて、amazonで売り上げランキング書籍総合1位にもなった『月刊コミックハイ!』連載中の話題作『こどものじかん』(作・私屋カヲル)の幻の単行本未収録作品も掲載予定しております。
3月27日にはバックナンバーを中心とした創刊準備号を配信し、同時に4月28日創刊にあたりTVCMをはじめとした強力な広告活動を展開致します。創刊時には『旧COMIC SEED!』の月間読者数7万人を倍増、15万人の読者獲得を目指します。
双葉社も粋なことをしてくれる。
■ [4koma]4コマ誌の分析

http://www.asahi-net.or.jp/~EH1T-KRD/yonkoma/yon-mag.htm
4コマ誌各誌の傾向を分析したもの。最近は「『ラブリー』と『ジャンボ』が似てきた」なんてよく言われるけど、ぜひともこのように定量分析してみたいものだ。
気になる手法は次の通り。
作成手順
(*1)雑誌間類似度
2つの雑誌の (A)「どちらにも描いている作家数」 (B)「どちらにも描いていない作家数」 が多ければ類似度が高く、 (C)「どちらかだけに描いている作家数」 が多ければ類似度が低くなるように設定した尺度。
本分析では、 (A)+(B)-(C) を雑誌間類似度に使っている。
(*2)数量化第IV類
類似度尺度が大きいものを近くに、 小さいものを遠くに配置する分析法。 類似度から各データの傾向を知るために使う。
「同じ作家が掲載されている雑誌は似ている」という仮定に基づいて分析が行われた模様。
これには「同じ作家よりもむしろ、同じジャンルの作品が掲載されている雑誌は似ていると言うべきでは」という反論もあろう。しかし作品のジャンルの決定は主観判定にならざえるを得ない問題がある。作家を類似度の基準に採用したのは妥当なところか。
元データがある月の号からしか取られてないのは問題ありか。複数月分の号から取ったデータを用いればよりもっともな結果が出そう。人的コストが大きいけど。
雑誌間類似度と数量化第IV類は解析手法の核か。統計解析の知識はほとんどないから、数量化第IV類についてはさっぱり分からないけど。雑誌間類似度には、雑誌を作家の掲載ページ数のベクトルと考えて余弦を使うとか、他にも尺度は考えられそう。
とりあえず統計解析のお勉強が必要だなあ。図書館で本を探そう。
//朝からコメントがついててちょっと驚き